18/04/20 【KEI 4月号】脳内糖尿病(ダイヤモンド社)
サラリーマン、事業者を対象の種々本を出版のダイヤモンド社の月刊広報誌。
今回取り上げるのは、『脳が若返る40代からの食事術』(熊谷頼佳 よりよし氏)。著者は、京浜病院院長で、脳の専門家(脳神経外科)また認知症治療の専門家。2ページの寄稿文。
“栄養源である糖が細胞に取り込まれなくなるのが「糖尿病」”との考えと認知症治療の経験から、“脳の栄養源である糖が脳細胞に取り込まれなくなる“仮説を作り「脳内糖尿病」と名付け、認知症の一つの原因としました。
細かいメカニズムなどは書物を参照する必要がございますが、下記3点セット摂取で防止できる「3ステップ腸内環境整備」が書かれてます。
1)「悪玉菌退治係」(わさび、生姜等)
2)「環境整備係」(ヤクルト、納豆等)
3)ヨーグルト(ビフィズス菌等)
脳梗塞、脳内出血にも効果があるらしい。わさびが有効なんですね。意外でした。
別稿で、MBA用語事典。
ナッシュ均衡・・ゲーム理論で有名らしいですが、よくわかりません。個人の最大効果とグループの最大効果が違うということらしいですが。。
読んでいただきありがとうございます。
18/04/19【熱風 4月号】神田松之丞ロングインタビュー(スタジオジブリ)
ジブリ発行の小雑誌。今回の巻頭は、扇子で釈台(しゃくだい)を叩きながら、独特の調子でしゃべっている・・講談師・・・二つ目 神田松之丞(かんだまつのじょう 1983年生)氏のロングインタビュー 。講談師の特集?。なぜ今?。違和感ありありで読み始めました。そういえば、講談は最近TVでも見なくなりましたね。
インタビュー最初のページに、「同席/ジブリ鈴木プロデューサー」。え。。ワクワク感がでてきました。大ファンとのこと。
読み始めると、神田松之丞氏は人気者でチケットが取れないこと。客席には、太田光さん他有名人も来る。本人曰く「客席の方が豪華」(笑)。
松之丞氏の講談は、なぜ人を惹きつけるのでしょうか。
松之丞氏曰く「若い頃から落語から浪曲まできいた。特に落語家立川談志(1936〜2011)師匠にしびれた。「らくだ」という男の話から感じ取れる“らくだ”の繊細さ、人間の機微についてゾクゾクした。が、これらはむしろ講談の中の方によくでてくる。今は落語に注目があつまっているが、講談の方が面白いという時代がくる。」
若いのにしっかりとした考えをもってます。また、業界全体を俯瞰したビジョンも語ってます。
「講談師は80人しかいない<危惧職>。私の代で、できるかどうか難しいかもしれないが、最低200人に増やして、専用の小屋を作りたい。」
また、講談はその場で見る方が俄然面白い。TVでは空気感が10%も伝わらない。空気感がつたわる会場の広さは300人がちょうどいい。とのこと。
HPを見ていると関西にも「大阪講談協会」がありました。こちらでも様々な活動をしているようです。
ぜひ会場に足を運びたいと思いました。
追伸(18/04/24)
夜テレビを見ていると、TBSテレビ「この差ってなんですか」に出演していました。Yシャツとカッターシャツの由来となぜ同じものに2つの名前がついているのかを講談してました。思ったより若々しくて、小柄な方でした。話はわかりやすくて落語の話し方も少しはいっていたように思いました。ちなみにYシャツは「ホワイトシャツ」の聞き間違い。カッターシャツは元はヨーロッパの襟付きのすぽーつシャツを輸入したミズノの創業者が名付け親で(勝負に)「勝ったあシャツ」とのこと。冗談みたいです。当時高級路線の「Yシャツ」とリーズナブル価格の「カッターシャツ」が時代を経て同じものを指すようになったとのことです。舞台と違って空気は伝わらないかもしれませんが、これからもどんどんTVにでて広げてほしいです。
18/04/18【駅弁】牛たん重(かね崎 東京大丸)
今日は東京日帰り出張。帰り用に大丸地下で駅弁を買いました。“牛タンの鐘崎”。
仙台かまぼこで有名な店ですが東京では牛タン弁当も売ってるんですね。
牛タン3枚、周囲を牛たんのしぐれが覆ってます。
黄色は針生姜、右上がつぼ漬け、右下がぴりりとからい南蛮漬け。
これで1080円です。牛タンですよ。コスパがいいと思います。もう少しお金を出すと、その場で焼いてくれる弁当もありますが、今回は時間もなかったのでこれにしました。
ではまた次の駅弁を楽しみにしてます。
18/04/18 【朝珈琲】ブレンド(coffee works plus 滋賀県高島市)
本日は、4月15日に購入したお店の豆を挽きました。
深煎り。いくつかの種類の豆がみえます。きちんとピッキングされてますね。
きれいなハンバーグができました。
朝ごはんと共に、いただきます。
最初は苦味、温度が低くなると甘み。
いろいろな味を楽しみました。
朝から小さな幸せを味わえる瞬間です。
まだ残っているのでまた楽しみます。
18/04/18 【世界思想 45号(春号)】ポスト真実時代(世界思想社)
本屋さんレジ横のフリーの本。初めて手に取りました。112ページ。
特集は、メデイアレテラシー(沢山の情報、メデイアを評価し、必要な情報を識別し、その真偽を見抜いて活用する能力)。発信された情報には、程度の差はあれ、何かしらの偽りや嘘、隠蔽、誇張等が入っているため、情報の信頼性、意図、目的を読み取る力が我々に必要とのこと。
巻頭は、フリージャーナリスト、キャスターで1993年〜2016年NHKクローズアップ現代のキャスターを務めていた国谷裕子氏(くにや ひろこ1957〜)の「ポスト真実時代のジャーナリズムの役割」。秀逸。
「ポスト真実(post−truth)」。
2016年オックスフォード大学の今年の言葉に選出されました。「客観的真実が重視されなくなり、自分への感情に寄り添い、共感される情報が重要視されること。(騙されたい嘘)」
例として2016年6月イギリスがEUからの離脱国民投票で、離脱メリットとしてEU拠出金負担の過剰な軽減が宣伝されたため、投票行動に影響した等。
国谷氏はこの流れに対して、
「これまでの自分の仕事を否定されるほどの衝撃を受けた。真実・事実を踏まえて判断するのが民主主義である。SNS等を通じて自分が共感する情報しか入らなくなることで、多様な考え方・文化を知る機会が少なくなり、異質への「排他」がでてくるのでは」と民主主義への警笛を鳴らしてます。
無意識の行動になるので、これから意識して情報に接することが必要ですね・
他の寄稿も、いづれも深い内容の一冊です。紹介されている出版本学術、教養、教育が中心の良書です。
最後に、代表の創業70周年ご挨拶が掲載。読書の中身(コンテンツ、ソフト)は、ITやAIにできないものがある。
出版は創造的な仕事であり、次世代につなげていく。
心強い内容です。
この冊子を手に取るまでは、会社名も内容も知りませんでした。もったいない。
70周年おめでとうございます。
そしてこれから本を手にとらさせていただきます。
18/04/17【月刊島民中之島】(月刊島民プレス
13ページ。2008年8月開業の京阪中之島線の期間限定PR雑誌。宣伝が少なくコラムが多い構成から好評となり、発行継続中。東京にもおいているとのこと。
今回の特集は2018年3月21日フェスティバルホールタワーウェスト4階にオープンした「中之島香雪美術館」。
明治20年(1887)頃から朝日新聞社の創業者である村山龍平氏(1850〜1933)が当時廃仏毀釈、西洋文化流入により海外流出していた日本寺院美術の保護のため収集した作品を展示。明治30年(1897)の古社寺保存法(国宝保存法の元)まで活動継続。
絵画・彫刻・仏像等が展示され長谷川等伯「柳橋水車図屏風」(16〜17世紀)、喜多川歌麿「月見の母と娘」等重要文化財級が展示されているとのこと。
時代に流されずに、日本のため、リスクを恐れずに行動したのに感動しました。時間を作ってぜひ訪問したいと思います。
10時〜17時まで。大人900円。月曜日他休日。