18/05/08(18/05/05)【愛知県道の駅】岡崎藤川宿 他 ドライブ旅行2日目

二日目は道の駅めぐり。夫婦旅行の二日目恒例行事です。

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まずは、道の駅 岡崎藤川宿。

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銘品が陳列。

お酒、花火、味噌、むらさき麦等々

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地元野菜の売り場で、美味しそうなトマトを陳列していた内田さんから話しを伺いました。息子さんが作っているそうです。急に赤ミニ、黄ミニを一袋づつ開けていただき、試食させていただきました。濃厚な味。ミニトマトと大玉トマト買わせていただきました。道の駅では、生産者農家さんと直接会話できるのと、会話により自家菜園スキル向上の楽しさがあります。

 

昨日訪問した豆蔵さんとの提携商品も販売してました。珈琲粉?がまぶしてあります。

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次の道の駅に向かっていたら、JAのとても大きな販売店が目に入ったので、急遽寄り道。

丁度 家庭菜園用のトマトの苗が後数本欲しかったこともあり、あまり目にしたことのない種類を購入。すごい混雑。

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最後に、筆柿の里 幸田

筆柿はとても甘い早生の柿。幸田市が95パーセントの生産量。

軽く昼ごはんを食べました。

写真撮るの忘れました。

お土産のゼリーの写真しかありません。

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他にも寄りたかったのですが、GW最中なんで、道路が混まないうちに帰路につきました。

とりとめのない話しでごめんなさい。

読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

18/05/07(18/04/28) 【平井酒造】 滋賀県大津市 酒蔵訪問

 昨日でGWも終わりましたが、家庭菜園等でブログを更新できなかったのでこれからいくつかに分けて書き留めます。

 

4/28 大津駅観光案内所様主催で滋賀県・大津の魅力を伝えるツアーが開催されました。日本酒大好き(注:強くはないです)。1000円。今回は車ではなく電車でGO!です。f:id:okazu1ban:20180507093927j:image

 

集合時刻(10:30)の10分前に大津駅観光案内所に集合。20名程。老若男女まざってます。

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気持ちのいい春の空気を味わいながら街並みを10分程歩くと目的「平井商店」。

有限会社 平井商店 | ほぼ土曜大津 お店とか|ほぼサタデイ限定大津ガイド 土曜は大津、晴れの日は浜大津

平井商店は創業万治元年(1658年)で360年続いている、商店街の造り酒屋さんでした。銘柄「浅茅生(あさぢを)」。

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早速中に入らせていただきご主人からお話しをききました。

大津は東海道五十三次の53番目の宿場町。安土桃山時代天正14年(1586)頃に琵琶湖岸に大津城が築城され、城下町が誕生した頃から人が集まり、江戸時代には「大津百町」(おおつひゃくちょう)と呼ばれる小さな単位の100町で構成され、大変にぎわっていた。

残念ながら、当時の建物は「土」造り(土蔵等)であり、老朽化で取壊され当時の街並みはほとんど残っていない。「レンガ」造りが間に合っていたら、横浜、函館のレンガ建物のように、大津も観光スポットになっていたかもしれない。

米(取引所があった)と人と水が集まる大津では、77の造り酒屋があったが、現在は大津市全体でも3つを残すのみ。

とのことです。

 

酒と水を運ぶ道具。鉄製器具は、日本酒に赤錆びが入る可能性があるので、使わないとのこと。

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日本酒のタンク。”検定日”は計量法変更により、S33年12月31日までに尺貫法(しゃっかんほう 日本酒の”一合”)からメートル法準拠に変更必要となったため、タンクに酒が何㍑入るかを改めて検定した年月日。タンク製造年月日では無い。

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とても立派で太い梁。2階でもお酒が作れるとのこと。

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日本酒を絞る機械。手間はかかりますが、おいしいお酒が絞れる”佐瀬式”。f:id:okazu1ban:20180507094423j:image

写真だけで絞り方がわかりずらいので、リンクをつけます。

片山酒造初搾り!佐瀬式とは?-日光ブランド情報-日光ファン~日光LOVEな方のファンサイト

 

試飲はこの3種類。お嬢様が運んでくれました。おかわりしました。「みずかがみ」は滋賀県のおいしいお米です。

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日本酒は酒母(しゅぼ:蒸米・麹(こうじ)・水で酵母を培養したもの)に、さらに麹・蒸米(むしまい)・仕込み水をまぜた醪(もろみ)を発酵させてつくります。酵母が熟成を進めます。酵母は瓶づめされたお酒にも入っており、そのままでは熟成活動を続けますので、「火入れ」で熟成をとめて、酒質を安定させています。

ただ、低温(蔵ではマイナス温度)にして酵母菌の活動を抑制<要冷蔵のお酒、「生酒」>する方法もあるのですが、抑制しても少しづつ熟成が進む(酒があまくなる)ので、細かい注意が必要とのことです。

 

最後におみやげに酒粕をいただき、12時頃少しだけほろよい加減で店の外に出ると、ちんどん屋を・・何年(10年以上)ぶり?・・見ました。昭和の香りです。いいですね。

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日本酒といえば、「おそば」。昼ごはんは自家製麺「津ノ清」でざるそばをいただきました。すっきりしたそばでとてもおいしくいただきました。

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津ノ清 | ほぼ土曜大津 お店とか|ほぼサタデイ限定大津ガイド 土曜は大津、晴れの日は浜大津

 

その後も大津の街並みをぶらぶら歩いて帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18/04/25【本の窓 5月号】朝(あした)の紅顔 夕(ゆうべ)の白骨(菅原文子)(小学館)

小学館の月刊PR雑誌の巻頭エッセイから。著者菅原文子(すがわら ふみこ 1942年生)氏は、俳優故菅原文太氏(1933〜2014)の妻。文太氏生前から山梨県で無農薬有機農業をしている。

今回は、文子氏の食事/美味探訪と同じ位の楽しみである読書に関するエッセイ。

ドイツ生まれ実存主義で有名な哲学家ニーチェ(1844〜1900)の遺書「この人を見よ」の読後感。鮮烈。

私も急遽購入して読み始めてます。「この人」とは、「ニーチェ本人」ではないかと私は考えてます。ニーチェは最後は発狂したといわれており、自分を最高の人物とした大前提で、自分の過去の著作物の振り返りなどを書いてます。天狗です。文子氏のエッセイにも記載がありますが、私も、「遺書」として周りに配慮することなく自分の想いを書いた本ではないかと感じました。

 

それにしても、「仁義なき戦い」「トラック野郎」の文太氏が晩年有機農業をし、それを広げる講演活動等もしていたとは意外でした。WEBで調べていると、農薬・化学肥料を使った農業に危機感を感じた文太氏の日本の将来を考えた上での行動とのこと。深い人だったんですね。

文子氏「私の思考のテーマは、自分の位置情報を探すこと。人間は水平軸(世界と日本)と時間軸(歴史と未来)の交点に生きている。その位置を確かめ足場を作らないと、ふわっとと風船のように浮かんだまま、いつのひか空気が抜けて萎むようにして死んでゆく」

奥さんも深い人でした。

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18/04/20 【KEI 4月号】脳内糖尿病(ダイヤモンド社)

サラリーマン、事業者を対象の種々本を出版のダイヤモンド社の月刊広報誌。

今回取り上げるのは、『脳が若返る40代からの食事術』(熊谷頼佳 よりよし氏)。著者は、京浜病院院長で、脳の専門家(脳神経外科)また認知症治療の専門家。2ページの寄稿文。

 

“栄養源である糖が細胞に取り込まれなくなるのが「糖尿病」”との考えと認知症治療の経験から、“脳の栄養源である糖が脳細胞に取り込まれなくなる“仮説を作り「脳内糖尿病」と名付け、認知症の一つの原因としました。

細かいメカニズムなどは書物を参照する必要がございますが、下記3点セット摂取で防止できる「3ステップ腸内環境整備」が書かれてます。

1)「悪玉菌退治係」(わさび、生姜等)

2)「環境整備係」(ヤクルト、納豆等)

3)ヨーグルト(ビフィズス菌等)

脳梗塞、脳内出血にも効果があるらしい。わさびが有効なんですね。意外でした。

 

別稿で、MBA用語事典。

ナッシュ均衡・・ゲーム理論で有名らしいですが、よくわかりません。個人の最大効果とグループの最大効果が違うということらしいですが。。

 

 

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読んでいただきありがとうございます。

18/04/19【熱風 4月号】神田松之丞ロングインタビュー(スタジオジブリ)

ジブリ発行の小雑誌。今回の巻頭は、扇子で釈台(しゃくだい)を叩きながら、独特の調子でしゃべっている・・講談師・・・二つ目 神田松之丞(かんだまつのじょう 1983年生)氏のロングインタビュー 。講談師の特集?。なぜ今?。違和感ありありで読み始めました。そういえば、講談は最近TVでも見なくなりましたね。

 

インタビュー最初のページに、「同席/ジブリ鈴木プロデューサー」。え。。ワクワク感がでてきました。大ファンとのこと。

 

読み始めると、神田松之丞氏は人気者でチケットが取れないこと。客席には、太田光さん他有名人も来る。本人曰く「客席の方が豪華」(笑)。

 

松之丞氏の講談は、なぜ人を惹きつけるのでしょうか。

松之丞氏曰く「若い頃から落語から浪曲まできいた。特に落語家立川談志(1936〜2011)師匠にしびれた。「らくだ」という男の話から感じ取れる“らくだ”の繊細さ、人間の機微についてゾクゾクした。が、これらはむしろ講談の中の方によくでてくる。今は落語に注目があつまっているが、講談の方が面白いという時代がくる。」

 

若いのにしっかりとした考えをもってます。また、業界全体を俯瞰したビジョンも語ってます。

「講談師は80人しかいない<危惧職>。私の代で、できるかどうか難しいかもしれないが、最低200人に増やして、専用の小屋を作りたい。」

 

また、講談はその場で見る方が俄然面白い。TVでは空気感が10%も伝わらない。空気感がつたわる会場の広さは300人がちょうどいい。とのこと。

 

HPを見ていると関西にも「大阪講談協会」がありました。こちらでも様々な活動をしているようです。

 

ぜひ会場に足を運びたいと思いました。

 

追伸(18/04/24)

夜テレビを見ていると、TBSテレビ「この差ってなんですか」に出演していました。Yシャツとカッターシャツの由来となぜ同じものに2つの名前がついているのかを講談してました。思ったより若々しくて、小柄な方でした。話はわかりやすくて落語の話し方も少しはいっていたように思いました。ちなみにYシャツは「ホワイトシャツ」の聞き間違い。カッターシャツは元はヨーロッパの襟付きのすぽーつシャツを輸入したミズノの創業者が名付け親で(勝負に)「勝ったあシャツ」とのこと。冗談みたいです。当時高級路線の「Yシャツ」とリーズナブル価格の「カッターシャツ」が時代を経て同じものを指すようになったとのことです。舞台と違って空気は伝わらないかもしれませんが、これからもどんどんTVにでて広げてほしいです。

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18/04/18【駅弁】牛たん重(かね崎 東京大丸)

 今日は東京日帰り出張。帰り用に大丸地下で駅弁を買いました。“牛タンの鐘崎”。

仙台かまぼこで有名な店ですが東京では牛タン弁当も売ってるんですね。

牛タン3枚、周囲を牛たんのしぐれが覆ってます。

 

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黄色は針生姜、右上がつぼ漬け、右下がぴりりとからい南蛮漬け。

これで1080円です。牛タンですよ。コスパがいいと思います。もう少しお金を出すと、その場で焼いてくれる弁当もありますが、今回は時間もなかったのでこれにしました。

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ではまた次の駅弁を楽しみにしてます。

 

18/04/18 【世界思想 45号(春号)】ポスト真実時代(世界思想社)

本屋さんレジ横のフリーの本。初めて手に取りました。112ページ。

特集は、メデイアレテラシー(沢山の情報、メデイアを評価し、必要な情報を識別し、その真偽を見抜いて活用する能力)。発信された情報には、程度の差はあれ、何かしらの偽りや嘘、隠蔽、誇張等が入っているため、情報の信頼性、意図、目的を読み取る力が我々に必要とのこと。

 

巻頭は、フリージャーナリスト、キャスターで1993年〜2016年NHKクローズアップ現代のキャスターを務めていた国谷裕子氏(くにや ひろこ1957〜)の「ポスト真実時代のジャーナリズムの役割」。秀逸。

 

ポスト真実(post−truth)」。

2016年オックスフォード大学の今年の言葉に選出されました。「客観的真実が重視されなくなり、自分への感情に寄り添い、共感される情報が重要視されること。(騙されたい嘘)」

例として2016年6月イギリスがEUからの離脱国民投票で、離脱メリットとしてEU拠出金負担の過剰な軽減が宣伝されたため、投票行動に影響した等。

 

国谷氏はこの流れに対して、

「これまでの自分の仕事を否定されるほどの衝撃を受けた。真実・事実を踏まえて判断するのが民主主義である。SNS等を通じて自分が共感する情報しか入らなくなることで、多様な考え方・文化を知る機会が少なくなり、異質への「排他」がでてくるのでは」と民主主義への警笛を鳴らしてます。

 

無意識の行動になるので、これから意識して情報に接することが必要ですね・

 

他の寄稿も、いづれも深い内容の一冊です。紹介されている出版本学術、教養、教育が中心の良書です。

 

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最後に、代表の創業70周年ご挨拶が掲載。読書の中身(コンテンツ、ソフト)は、ITやAIにできないものがある。

出版は創造的な仕事であり、次世代につなげていく。

心強い内容です。

この冊子を手に取るまでは、会社名も内容も知りませんでした。もったいない。

70周年おめでとうございます。

そしてこれから本を手にとらさせていただきます。