18/04/05 【展示会】AI EXPO(ビックサイト)セミナー聴講
ビックサイトでの展示会での特別講演「手塚治がデジタルクローンで蘇る?!」
手塚治の長男手塚眞(まこと 1961年生)他3名の講演と簡単なトークショー。
15:00~16:30(90分間)
アニメもAIも素人の私でしたが、新鮮で楽しく聴講させていただきました。
架空の大学「練馬大学」で実行されている「手塚治デジタルクローンプロジェクト」がテーマ。
昨年も講演したとのこと。目的・今後の展開等。ただし、プロジェクトの具体的スケジュールは説明なし。きっと長くかかるんでしょうね。。
1) プロジェクトの目的
手塚治作品内クリエイテビリティ(アイデア、テクニック、エモーション(感動)、ジャッジ(創作中のいろいろな決断))をAIに学習させ、AIを使ったクリエータのサポート(システムの側面、創作環境の側面等)を実現すること。
2)プロジェクトの背景
昨今コンテンツは「量」は確かに増えてはいるが、力のあるコンテンツがでてこない。たとえば有名なアニメは20~30年ほど前のものである。このままではクリエータのレベルが向上しないので、そのサポートの一環として手塚治虫のデジタルクローン(AI?)を作る必要がある。
本篇では話がいろいろ飛びました・・たとえば、個人でもっている興味を点で表現した場合、個人が複数もっていればその人の中で点が増えて、相互を結ぶ線も増えてくる。それが多くの人が参加すると各々の点がむすばれることで飛躍的にクリエイティブになる。とか・・
他に感想としては手塚治の要素をAIに学習させるのに相当の時間がかかると思いますが、それってめどがたっているのかな。これにかかわらず、最初の学習させることが今後のAIのベースになると思いました。
18/04/02 【SCRIPTA 春号】中年の本棚(萩原魚雷)紀伊國屋書店
書店でみつかれば、無料で入手できる小雑誌。60ページ。スクリプタとはラテン語で、紙のことだそうです。紀伊国屋書店出版部発行。春号となってるので季刊かもしれません。
中身は、哲学、古典、イスラム、遺伝子。。固めです。
「中年の本棚」というエッセイがありました。著者はフリーライター?の萩原魚雷さん。魚雷(ぎょらい)という名前がまずインパクトあります。
ナンバー21なんで季刊誌なら6年目でしょうか。長期連載ですね。
内容は、他人著書等を引用しながら、「中流階級は、下流に転落しないため競争状態にある。その競争は就職氷河期のアラフォー世代が20代のときに始まった。下流は最低限の生活は可能だが、これからの社会に余裕がなくなるため、中流には戻れない。」等等。
きつい文章でしたが、貯金もない私も。。アラ60ですが。。定年になる1年後には覚悟しなければと思いました。年金は65才からだし。人口減少等による国の力の衰弱化は避けようもないのでしょうかね。
筆者の言いたかった事を自己解釈してるかもしれません。その場合は、何卒ご容赦くださいませ。